2015年07月02日

アオバトを観てきました

14年ぶりに大磯を訪れました。
湘南発祥の地とされる大磯は、かつての別荘地。
海水浴でも古くから有名ですね。
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梅雨の晴れ間をみて大磯へ繰り出したのは
初泳ぎが目的ではありません。
照ケ崎海岸の磯に飛来するアオバトを観るためです。
aobato.jpg
アオバトたちは邸宅が建つ山側から群れで飛来。
磯に降りて、なんと海水を飲みます。
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何度も何度も群れが飛んできます。
20kmほど離れた丹沢山地から飛来するといわれます。
数百羽が飛来する日もあるそうです。
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たとえ波に打たれても、執拗に海水を飲もうとします。
アオバトたちがなぜ海水を飲むのか。
諸説あるものの、その理由ははっきりわかっていません。

夏のように暑い日でしたが、
観察をたっぷり楽しむことができました。
ジョー


posted by 染井六 at 17:08| 東京 ☁| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月12日

鳥の動きから感じる季節

朝晩は冷えますが、日中はあたたかになりました。
春の日ざしが心地よいですね。
野に花が増え、芽吹きのときを迎えます。

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街や公園を歩いていて感じる芳香は、ジンチョウゲの花の香り。
レモンライムのよう、という安っぽい表現しかできない私は、
ソムリエ講座でも受講しないといけませんね。
ジンチョウゲは、三大芳香花の1つで春の芳香花。
ほかの2つは、初夏のクチナシと秋のキンモクセイです。

JTP150306_1562.jpg
コブシの花が開花していました。
まだまだ冬芽が多いのですが、花が増えてくるのが楽しみです。

スケジュールに忠実な花は、季節をわかりやすく
示してくれますが、鳥たちだって春を告げています。

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ハシブトガラスが木の枝を折り取っています。
もちろん、巣材として使うためですね。
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こちらはシュロの繊維をくわえて運んでいます。
柔らかい素材なので、巣の内部に使うのでしょう。
運んでいった先に巣を見つけましたが、私の毎朝の
通り道の真上です。そのうち、どつかれるかな。

JTP150304_1545.jpg
ここには、エナガが巣をつくっていました。
私のグループでは、今季から巣の観察を自粛することを
呼びかけています。人がじーっと観察していると、
その人をカラス類が観察し、鳥の巣の存在に気づきます。
そして、卵やひなが襲われることになります。
カラス類はとてもお利口さんなのです。

カラス類が小鳥の巣を見つけ、襲って卵やひなを
捕食することは自然淘汰ですので、それはそういうものです。
しかし、人が巣の存在を知らせてしまった結果、
襲われるのは自然淘汰とはいえません。好ましくないことです。
自然観察は、こういうところまで気を配る必要があるのです。

このように、身の周りの鳥たちが子育てを始める様子から、
春を感じます。鳥たちはなぜ、春に子育てを始めるのでしょう。

それは大ざっぱにいえば、春になると昆虫が出てくるからです。
昆虫は、ひなが育つのに必要な動物性たんぱく質が豊富です。
では、なぜ春になると昆虫が出てくるか。これは考えてみて下さい。

ウグイスの初鳴き、もうお聴きになりましたか。
鳥のさえずりもまた、春を告げてくれますね。

ルリビタキとトラツグミがぐぜっていました。
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ルリビタキ
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トラツグミ

ぐぜりは、つぶやくようなさえずりのこと。
よく、ウグイスの下手なさえずりを「まだ練習中」と
評しますが、それもぐぜりの一つです。

ルリビタキもトラツグミも、子育てをする場所へ
ほどなく旅立つことでしょう。ぐぜりはそのしるしなのです。

花だけでなく鳥もまた、季節を示してくれます。

ジョー
posted by 染井六 at 12:38| 東京 ☀| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

鳥病再発です!

すっかりご無沙汰しています。
明日は啓蟄(けいちつ)ですから、まもなく本格的な春です。
長い冬、長い闘いでした。
野鳥図鑑の制作作業に追われていたのです。
ほかの本の作業がとまってしまうほどの情報量。
掲載種数324種の400ページ、総写真点数は900点以上です。
本が書店に並びましたら、また詳細をお知らせいたします。

この図鑑のコンセプトは、観察を楽しもう!です。
双眼鏡をもたないカメラマンを見るたびに、残念に感じるのですが、
種を見分けて写真を撮っておしまい、ではもったいなさすぎます。
鳥たちはさまざまな行動を見せてくれるからです。
そもそも、生態を知らないといい写真など撮れませんし。

そこで、この図鑑ではその種の特徴的な行動、
おもしろい生態などを可能な限り紹介しました。
ネタを考えるのも大変ですが、ネタに合った写真を探すのが
大変でした。写真がないときには、自ら撮影することも少なくありませんでした。
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アオゲラがカミキリムシ類の大きな幼虫を捕食するところ

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コウライアイサの潜水の瞬間

kaitsuburieat.jpg
カイツブリが大型のモツゴを丸呑みするところ

行動観察もおもしろいですが、それを写真で捉えるのも
楽しいものです。

もともと私が好きな生きものは野鳥と動物なのですが、
この仕事をきっかけに、高熱を発してしまいました。
いわゆる「鳥病」です(いわゆらない?かもしれませんが)。
重度の鳥病が再発した私の今年のスケジュールは、
鳥の動きに従って決まることになるでしょう。
ジョー
posted by 染井六 at 12:12| 東京 ☀| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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