2013年08月29日

ボタンの掛け違い

ダメな日、があります。
私にとって今日はそんな日でした(まだ途中ですが……)。

最初にマンションの管理室に出す書類を記入しておきながら、忘れて出かけてしまいました。
取りに戻ろうかと思いましたが、(たとえ数分だってフィールドにいる時間が減るのはもったいない!明日出せばいいさ)と自分の中で黒い意見が勝ちました。まあ、期限はまだまだ先なので、本当に問題ないのですが。
ちなみに午前中は健康診断だったのですが、さすがに例の「キット」は忘れずに持って出かけました。

健診前で食べていないので、あまり力が出ません。今日はゆっくりと歩いて行こうと思っていたのに、朝やることが多くて、出かけるのが遅くなってしまったから結局は慌てることになってしまいました。
今日の夜は宴会があるので荷物は軽くしようかと思いつつ、昨日撮影した粘菌のその後が気になって準フル装備で出かけました。荷物の重さを気にするようでは、いい写真なんか撮れないってもんですっ。他の人よりも何倍か重い荷物を、他の人よりも多少多く歩いて運ぶだけで、何キロも歩く訳ではないし。

井の頭の森へ入り、さあ!と吉田カバントートからカメラを取出してカバーを外してびっくり!電源が入らないではありませんか!持ち歩きカメラとして愛用のNikon D7100が壊れたか!この前カバーしてある状態だったとはいえ、転がしてしまったのが致命傷だったか。いやいや、今カバーを外した時に電源スイッチはONになっていました。たぶん、ごちゃごちゃ荷物の入ったカバンの中でシャッターボタンは押され続け、電池を消耗しきってしまったのでしょう。要は電池切れなのです。結局、一度家に戻ることになりました。
充電済みの電池に入れ替え、管理室に出す書類を持って出て、再び森へ戻りました。20分ほどのロスでした。

森では一件撮影予定の物件をロケハンしてから、粘菌場へ移動しました。粘菌丸太がツノホコリ属の子嚢体(しのうたい=要は菌類でいう子実体=キノコみたいなものです)で覆われているというのが私のイメージでしたが、現場は昨日とあまり変わっていませんでした。この辺りが粘菌撮影の難しいところであり、面白いところでもあります。私の狙っていた「びっしり」はダメでしたが、昨日はなかった塊(かたまり)が一部ありました。それがフレッシュで透明だったので、写欲(しゃよく=高齢者カメラマンの写真用語。写真を撮ることは欲望を満たす行為であるらしい)をそそられました。
もともとブツ撮り用に輸入したはずだったのに、今ではすっかり粘菌撮影専用と化しているジッツォの超ローアングル用三脚を吉田カバンのトートから取出し、カメラのアングルを決めた後で三脚を調整し、「さあ!撮るぞ」とカメラを三脚に載せようとしたところでハッとしました。なんと三脚に装着するためのベースプレートがカメラボディに装着されていないことに気づいたのです!今朝は荷物の軽量化のためにカメラボディを昨日使っていたものと換えたのですが、その際にベースプレートを付け替えるのを失念してしまったのです。

これでは重い想いをして粘菌撮影三脚を持って来た意味がありません。そして、この重いだけで使えない道具を今日一日持ち歩かなければならないではありませんか!これは悔しすぎますっ!
でもまあ、それは自身のミスなので致し方ないところ。それよりも、目の前の被写体を撮ることができない方が悔しいです。試みに感度を上げて手持ちで撮りましたが、やはり画質がイマイチです。造形が美しい粘菌はなるべく画質の高い低感度で撮りたい。するとシャッタースピードは遅くならざるを得ないので、やはり三脚が必須です。何とかならないのか。三脚側のベースをなるべく水平にしてボディを載せたり、あれこれ試してみましたが、まあ無理です。何とか載せることはできても、レンズは明後日を向いていて、被写体はファインダーの外。やはり無理なのか。いや、意地でも撮る!
私は適当な枯れ枝を探して来てカメラのレンズにかませ、ボディ側にもかませてアングルを調整し、「置く」ことでカメラを固定しました。後はいつもの2秒セルフタイマーです。
130829_7800.jpg
で、撮影したのがこれです。原生粘菌類のエダナシツノホコリです。昨日はトロッとした透明な液体だったものが、子嚢体に育っていく過程が一部観察できます。構図がイマイチなのが「枝固定」法らしいでしょう。

とりあえず撮るだけは撮れた。。。なんだか無駄な疲れを感じながら、井の頭池へ。毎日の鳥類相調査の中で井の頭池では水鳥を確認しますが、今日は遠くにカルガモではない配色のカモが見えました。双眼鏡で確認すると、ん?オナガガモに見えました。もし、そうだとすれば今季の初認です。いくらスワロフスキーの双眼鏡とはいえ、距離があるところをポケット双眼鏡クラスでは種を同定しきれないので、そのカモに近づくことにしました。ところがそいつはわざとやっているのか、私から逃げるように移動し。日陰を移動します。
130829_7808.jpg
君は誰なんだ!?姿を見せたまえ!
写真はデフォルメし過ぎですが、日陰に入ると羽色が良くわからなくなります。
執拗に追跡したところ(健診はいいのか!)、ようやく彼は謎のベールを脱ぎました!!
130829_7811.jpg
……ハイブリッド(間の子。異種間の交雑種)でした。最初に遠目で確認した際はオナガガモの♂エクリプスかと思いました。しかし、近づいてみると嘴と羽衣の一部は似ているものの、頭部あたりはカルガモぽさがあります。嘴もよーく観ると、一部カルガモやマガモの特徴が。総合的に観るとマルガモ(マガモとカルガモのハイブリッド)とオナガガモのハイブリッドのようにも見えますが、今まで観たことのないケースでした。

こんな変なフィールドワークを終えて、健診を受けに行きました。
健診では変なことはなく無事に終わりましたが、編集室に戻る電車の中でボタンを掛け違えていることに
気づきました……

そうです。私の失敗の連続といい、変なカモといい、今日はボタンの掛け違いの日だったのでした……
ジョー


posted by 染井六 at 14:52| 東京 ☁| Comment(3) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月26日

モンシロチョウ、羽化して飛び立つ


こんにちは!
むろあじです。


先週金曜日、モンシロチョウのさなぎの話をしましたが、
その次の日の土曜日、無事に羽化しました!!


R0012524.JPG
羽化した子。羽をのばすために休んでいるところ。
(撮影:ネイチャープロダクションIさん)


さなぎが小さかったので、とっても小さな子が出てくるのかと思ったのですが、
意外と小さくなくて、「ちょっと小さいかな〜」程度でした。


金曜日に羽の模様が見えはじめていたので、明日には羽化するのでは・・・
ということで、仕事もあったし土曜出勤。
出勤したときはすでに羽化していましたが、まだ飛び立っていませんでした。
んで、しばらく様子を見てたら羽をパタパタさせて、いよいよ飛ぶ準備。


R0012528.JPG
羽をパタパタさせているところ。
(撮影:ネイチャープロダクションIさん)


出勤していたネイチャープロダクション(同じフロアの姉妹会社)の
スタッフ2人とともに見守っていたところ、とうとう飛び立ち、
パタパタと一生懸命羽を羽ばたかせて、
緑がたくさん植えてあるお家に向かっていきました。


結局、14匹いた幼虫から無事に羽化したのは1匹だけ。


ちなみに、自然の中でモンシロチョウが成虫になれるのは、
卵100個のうち1、2匹だけだそうです。


半分以上は寄生バチにやられて、さらにカメムシや鳥にも食べられてしまい、
さなぎになっても中で育たずに羽化できないもの、
羽化できてもさなぎの殻がうまく脱げなかったり羽が未成熟だったり。
羽化できたモンシロチョウはエリートさんなんですね。


飛び立つところを見られて、本当によかったです。
無事にパートナーを見つけて、子孫を残してくれてるといいなー。
(むろあじ)




posted by 染井六 at 13:17| 東京 🌁| Comment(2) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月19日

モンシロチョウのさなぎ


こんにちは!
むろあじです。



先週紹介したモンシロチョウの幼虫、
その後何匹か無事にさなぎになりましたー!


DSC_1340 1.jpg
きれいなミドリ色。



でも、途中で環境が変わったためか、とっても小さいさなぎなんです。


というのも、ベランダのハツカダイコンを食べ尽くしてしまったので
先週の連休に入る前の日、飼育ケースにカブの葉を入れて保護したのです。


今までいたところと気温や湿度の環境が変わったり、
連休でカブの葉を変えられない日があったりしたためか、
本当は幼虫の段階でまだ育たなきゃいけなかったのに
飼育ケースに入れて2日後には、さなぎになりはじめたものが出てきて・・・。
多分、環境がわるくなると「急いで大人にならなきゃ!」ってなるんだと思います。


全部はさなぎになれなくて、さなぎになる準備段階の「前蛹(ぜんよう)」で
だめになったり、さなぎになっても中でうまく育たなくてだめになったりで、
お星さまになった子がたくさんいました。



でもでも、無事に残った子たちは順調に育ってるみたいで、
最初にさなぎになった子を今日見てみたら、黒い目が透けて見えていました!


R0022136.jpg
ほら! 飼育ケースの移り込みで少し見えにくいですが…。
羽もできあがってきています。




1匹だけでも無事に羽化して飛び立ってほしいな。
でなければ、せっかくここに卵を産んでくれた
モンシロチョウのお母さんに申し訳ない・・・。



引き続き、見守っていきます!
(むろあじ)





posted by 染井六 at 13:44| 東京 ☀| Comment(0) | 生き物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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