2014年10月09日

皆既月食観測顛末記

昨晩の皆既月食はご覧になりましたか。
最近はちょっとした天文現象でもメディアにとりあげられ、
話題になりますね。1998年のしし座流星群報道、2001年のしし座流星雨
以来、天文現象追跡が定番化したようです。今ではオリオン座流星群とか
部分月食のような地味な天文現象でさえ話題に。
ネット時代に生きる人々は、リアルに飢えているのかもしれません。

昨晩は弊社スタッフも、編集作業をしながら、デスクと非常階段を往復
していました。皆既月食は2011年にしっかりと観測しているので、
私としては正直そんなに心躍りませんでしたが、前回と異なる写真を
撮ろうと思いました。どちらかというと、「赤い月見酒」という声に心が
踊りました(笑)

前日に確認した月の出に合わせて、撮影機材をセッティング。
ところが、お月さまは見えません。
都庁が紫色にライトアップされていて、なんだか趣味悪いなぁと
思いました。しばらくして、お月さんが登場。都庁の陰に隠れていたん
ですね。もう部分食が始まってしまっていました。
ま、しゃあないか、と1枚パチリ。
JTP141008_3058.jpg

その後は5分ごとに非常階段に出てパチリということを繰り返していまし
たが、次第に雲が広がってきました。イヤな予感です。
ついには雲がかかりはじめ、欠けて暗くなっているのか、雲がかかって
いるのか、わからない感じになってきました。
JTP141008_3060.jpg
皆既食が始まったころにはすっかり雲が覆ってしまい、
もう連続撮影はやめました。
こうなれば、19:54の食の最大で1枚押さえればいいか。うん。
その後も、たまに観に行きますが、むしろ雲は分厚くなってきて、
状況は悪くなっていました。月の位置がわかる程度にたまに雲が
薄くなるのですが、実に不鮮明。
そして、食の最大まであと5分というところで、ようやく雲の切れ間に
お月さんが顔をのぞかせるようになりました。
そして、いよいよ雲の壁から脱出!のように見えましたが、なんか暗い。
なんか不鮮明。薄雲がかかっているのでしょうか。
なんとかこんな写真は撮れましたが、本来やろうとしていた撮影が
できませんでした。
JTP141008_3096.jpg
私はすっかり興味を失い、食の後半はまったく観るのをやめて、作業に
集中しました。スタッフ全員忙しいこともあり、赤い月見酒もなしです。

2011年の皆既月食の写真を見返すと、鮮明さや色がまるで異なります。
2011kaiki.jpg

今回は薄雲の意地悪で、フラストレーションのたまる赤月見でした。
来年4月4日の皆既月食では好天に期待です。

ジョー
posted by 染井六 at 16:33| 東京 ☁| Comment(0) | 天体 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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