2014年06月05日

月日星ホイホイホイ

「ホイホイホイホイ」
森でその声を聞いた瞬間、気持ちが弾みます。
それはサンコウチョウの声。そのさえずりを「月日星ホイホイホイ」と
聴きなし、月と太陽、星の3つの光からサンコウチョウと名づけられました。
井の頭の森でこの声が聞こえるのは、年に数回。
今シーズンは例年に比べて飛来数が少なく、数日前にやっと確認された
ところでした。
「ホイホイホイホイ」
ホイが1回多いけれど、いいです、いいのです。
声のする方向を一所懸命探します。そして、
JTP140602_7017.jpg
やっと見つかりました。尾羽の長いオスではなく、メスタイプでしたが、
昨秋以来の再会です。サンコウチョウはすぐに森の奥へと飛んでいって
しまいました。この時、複数のメボソムシクイが周囲でさえずっていて、
かなり贅沢な朝の時間でした。

森を進むと、なにやら青臭いにおいが。
においの元はこれでした。
JTP140604_7102.jpg
同じように青臭いスダジイの花は終わったのですが、
今度はクリの花が満開です。
私は観察会で「なぜくさいのか」を参加者に問いかけます。
虫媒で、においに誘われるハエやアブの仲間を呼ぶためという話をしますが、
この時はクマバチの仲間が花を訪れていました。

JTP140604_7159.jpg
ネズミモチの花にもハチの仲間が訪れていました。
かなり花粉まみれですね。植物にとってはありがたい友人です。

JTP140604_7109.jpg
ムラサキシキブも開花しました。花の色も、果実の色も紫です。
こちらにはチョウの仲間が訪れていました。

今の旬を感じていたら、関東も梅雨入りしました。
それを象徴するように、1本のキノコを見つけました。
JTP140604_7117.jpg
柄が赤みを帯びるのが特徴的で、イグチ科のアメリカウラベニイロガワリかもしれません。
私が大好きな粘菌の観察シーズンの訪れを、このキノコが告げているように感じました。
ジョー


posted by 染井六 at 13:07| 東京 ☁| Comment(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。