2014年04月10日

新刊NEWS『葉っぱで見わけ 五感で楽しむ樹木図鑑』

ジョーです。ご無沙汰しております。
バタバタしていて、先月発売された新刊のお知らせが未だでした。
f-4816355901.jpg
『葉っぱで見わけ 五感で楽しむ樹木図鑑』(ナツメ社)が先月、書店に並びました!

 葉で見わけるタイプの樹木図鑑を出したい、というナツメ社さんの要望を受け、
私が考えたのは、『葉で見わける樹木』(小学館)で、この分野を大きく発展させた
林将之さんです。『葉で見わける樹木』で学んで樹木観察をしてきた私にとって、
林さんは先生であり、ほかの方に著者を依頼することは考えられませんでした。
ところが、林さんは別の大プロジェクトに取り組んでいて、葉のスキャン画像の
提供と監修はなんとか可能だが、執筆までは難しいという状況だったので、
私は自分で原稿を書くことにしました。
樹木は野鳥と同じくらい好きだし、自分がフィールドワークで得た経験や
自然観察会で伝えていることを盛り込みたかったこともあります。
ただ、予想以上に原稿を書くということは大変でした。
 多くの時間と労力を費やしました。
葉のスキャン画像と樹木の関連写真の大半は
林将之さんに出していただきましたが、野鳥や昆虫の写真などは
私の手持ちから出し、足りないものは撮影しました。

ゴンズイという木があります。その名の由来は魚のゴンズイの体の模様からと
いわれるのですが、文だけよりも写真で見せたほうがいいわけです。
そこで、水族館に撮影に行きました。
gonzui_fish.jpg
gonzui_jyuhi.jpg
どうでしょう、似ていますかね。

 デザインはグラフィックデザイナーの西田美千子さんに白羽の矢を当てました。
食品関係のパンフレットやマニュアルなどの仕事の多い西田さんは、情報を整理して
伝えることに長けているので、図鑑制作に力を発揮してくれました。
カバー周りの美しいデザインはもちろん、P320ものボリュームのある本文デザインでも
奮闘していただきました。

 本書はツメのアイコンで検索していただく図鑑です。
アイコンの制作は小平のイラストレーター、柴垣茂之さんに依頼しました。
柴垣さんはスマートフォンや電子辞書のアイコンを作成するのが得意な
イラストレーターで、いいアイデアを出して下さいました。
アイコンだけではありません。袖の葉のシルエットや巻頭の葉のグラフィック、
女性のイラストまでいろいろと描いていただきました。

 カバーにはアクセント的に生き物のイラストを入れていますが、
これは柴垣さんと同じ、小平の尾川直子さんに描いてもらいました。
これがアクセントになり、さらにステキなカバーになりました。

 このようなチーム編成で制作し、スタートから約10か月。
出来上がった図鑑が書店に並んだときは嬉しかったです。

 私の自然観察のエッセンスを投入しました。
観察を五感で楽しむことを豊富に盛り込みました。
鳥や魚が掲載されている樹木図鑑は初めてだと思います。
私が1年近くをかけて全力投球した一冊、楽しんでいただければ幸いです。

ジョー


posted by 染井六 at 12:57| 東京 ☀| Comment(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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