2013年08月13日

街灯の虹

写真あ.JPG
なんのへんてつもない街灯の周りに浮かび上がるのです。

数年前に気付いたのですが、夜間、歩きながら街灯を見つめていると、10mくらまで近づいたときに、街灯のライトの周りに虹の輪が浮かび上がるのです。さらに歩みを進め、一定の距離まで近づくと、虹の輪は消えて街灯の明かりだけになります。

虹の輪は外側から赤色、黄色、緑色、青色の4色までは簡単に確認できます。もっと眼を凝らすと、赤色と黄色の間にオレンジ色が見えたり、青色の外側に紫色が見えたりするのかもしれませんが、ぶらぶら歩きながら、なんとなく見ているだけなので、そこまで確認したことはありません。

白色の街灯なら100%虹の輪は見えます。オレンジ色の街灯の場合、虹色には見えませんが光の輪はやはり見えます。自動車のヘッドライトや自転車の灯火の場合でも、虹の輪は浮かび上がるので、夜の散歩の楽しみが、ひとつ増えたくらいに考えていました。

そんな折、去年の話ですが、天気本の編集に関わったときに、「暈」と「光冠」という現象のことを知りました。

暈とは、太陽や月に、巻雲や巻積雲、巻層雲などの薄い雲がかかったときに見られる、大きな光の輪のことで「ハロ」とも言います。雲を形成する氷の結晶がプリズムとなって、太陽や月の光を屈折、反射させることで発生するのだそうです。

一方、光冠とは、太陽や月に、高層雲や高積雲、層雲などが薄くかかったときに見られる、光の円盤です。雲を形成する水滴が、太陽や月の光を回折することで発生します。

「暈」と「光冠」を知り、街灯の虹も、てっきり同じような現象で起きているのだと思い、何気なく「街灯の灯の周りにも虹色の輪が見えますよね?」と話を持ち出したところ、関係者一同、「いや、そんなの見たことないよ」と。

「でも、見えるんだけどな…」と納得できないまま月日は経ち、この会社でブログの記事を当番制で書く身になった今、改めてそのことを思い出し「このことを記事に書こう」と思い立ちました。

最初は「暈や光冠もいいけれど、毎日、見られる虹の輪があるよ!」と「ちょっと皆さんにいいこと教えてあげるよ!」という意識で書き始めたのですが、ふと思い立ち「街灯 虹の輪」で検索してみたら「街灯の光のまわりに虹の輪が見えますか?」というタイトルがポンポン出てくるじゃありませんか。

「な〜んだ! やっぱり見えてる人いるじゃん」と、我が意を得たり気分で該当ページを開くと、そこはYahoo!知恵袋とかBIGLOBEなんでも相談室などで、皆さん虹の輪が見えることに恐れおののき相談されておりましたです!!!

これら相談者さんへの回答欄には「緑内障」「虹視症」「結膜炎」「ドライアイ」「失明」「すぐに眼科を受診しろ」などと、恐ろしげなキーワードがバンバン出てきます。

我が編集人生終了のお知らせに気が滅入ってきましたが「しょせん彼らは素人。せめて眼科医師の回答を読まねば!」と気を取り直して眼科医師のブログを検索してよく読んでみたところ、どうやら緑内障を心配する必要はなさそうです。

また、致命的な症状の場合、急激な視力の変化や痛み等が生じるようですが、ここ数年、そんな症状はありません。同じような症状で眼科を受診した人も「何も問題なし」と言われて帰ってきていました。

どうやら、そんなに心配しなくてもいいみたいですが、これから先は街灯の虹を見ても純粋に喜べなくなってしまったような気がします。

写真え.JPG
写真には写らないところもなんか嫌ですね。

荒井


posted by 染井六 at 10:48| 東京 🌁| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
記事を楽しく読ませていただきました。

私は今25才ですが、小さい頃から街灯や車のヘッドライトの周りに虹の輪が見えます。
一番綺麗なのは月の周りに見える虹ですかね。
この年になって、虹の輪が見えるのはどうやら少数派だと知りちょっとラッキーな気分です(笑)

人間の認識できる色の範囲は大まかに決まっていますが、その範囲とは違う人もいると思うんです。若い人しか聞こえないモスキート音ってありますよね?
私の中で虹の輪はそんなイメージです。

ただ、あんなに綺麗なものを共有できないのは残念だなぁと思います。
Posted by モモ at 2013年11月04日 15:03
コメントどうもありがとうございます。
楽しく読んでいただけたようでなによりです。

そうですか。小さい頃から、この虹の輪をご覧になっていたのですか。

私は今43才ですが、ブログにも書いたように、虹の輪歴は、まだ数年ですから、これに関してはモモさんのほうがベテランということですね。

私が好きなのは、かたかた揺れながら近づいてくる、自転車の照明の周りに浮かび上がる小さな虹の輪です。

なるほど。モスキート音ですか。色の世界でも、通常なら色覚は3色なのに、4色の色覚を持つ人がいるみたいです。こうした人たちが見ている世界が、どんなものなのか興味があります。

確かに共有する機会はなかなかありませんが、それだけにもしも、共有できる人と出会ったら、大いに盛り上がることができるかもしれませんね。
Posted by 荒井 at 2013年11月05日 14:06
私も数年前から、月、ライトに虹が見えます。
夜、帰りの車の中から絵本の様な風景を時々みます。本当に写真に撮れないのが残念です。
レンズに息をかけ、撮ってみましたが、ライトはにじんで映ってくれますが、回りの風景もボケてしまいます。この感じではない。友達に「月の回りに虹がかかったようで綺麗ね」言ったら「何も見えない。虹などかかってない」と!。ちょっとショックでした。それ以来、人に話した事はありませんでした。昨夜の綺麗な月に虹がかかって見えたので、丁度、4年生の孫を車に乗せていたので「月に虹がかかって見える?」と聞いたら「見える」と言うのです。少し安心したけど、やっぱり心配でいろいろ検索した結果この部屋にたどりついたのです。
モモさんの言われる様に私達の特権かもしれませんね。でも私は老齢年金をもらっている歳なので一度眼科を受診した方が良いかもね。今まで、病院とは無縁の生活をしている者で病院へ行くのは億劫です
でも、解りあえる方も孫以外でいらっしゃる事は嬉しかったです
ありがとう
  セツブンソウ
Posted by セツブンソウ at 2013年11月19日 12:07
セツブンソウさん、コメントどうもありがとうございます。

ブログにも書きましたが、私も知り合いや友人に虹の輪について話しかけては「見えない」と返されて、しょんぼりした気分になったことが度々あります。

しかし、意識が向かず気がついていなかっただけで、見えると思って目を向けたら見えたという人もいます。

また、目の病気を心配したこともありましたが、痛みを伴わないようでしたら、どうやらそんなに気にしなくてもよさそうです。

気楽に楽しんでいたらいいのかなと、今は思います。最近は夜の明かりという明かりに目を向けて、虹の輪が見えるかどうか試しています。

門扉の明かりや窓の明かり、自動販売機の明かりなどでも虹の輪が見えることがあり、そんなときはひとり、心の中で喜んだりして。

これからも、そんな喜びを探していこうと思っています。
Posted by 荒井 at 2013年11月19日 12:56
Posted by 由美子 at 2015年02月24日 21:11
先程は、コメント無しですみません。書く前に送りました。光り輪がみえる方が居られて、バンザイです。目で見ても脳裏に浮かび輪ですね。脳裏には、色々浮かびます。本当に良かったです。高齢者です。
Posted by 由美子 at 2015年02月24日 22:31
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