2013年07月30日

G

昨夜、寝っ転がってテレビを見るともなしに見ていたら、テレビの横に置いてあるDVDデッキとテレビ台の隙間で何かが動いているのに気がつきました。視線をそちらに向けてじーっと凝視すると、その正体が分かりました。

「G」です。しかもデカイ。「茶羽G」ではありません。「黒G」です。ここ数年、間近で「G」を見ていないこともあり、冷静な判断ができずに、若干、サイズを大きく見積もってしまった可能性はありますが、マジで小型のカブトムシくらいの大きさがあります。

「ああ、アレがカブトムシだったら、どんなに救われるだろう」と思いましたが、何度見返しても「G」は「G」です。長い触角をヒコヒコ動かしながら、やけにゆっくりとテレビの下を横切ります。

写真な.JPG
こんな感じで「G」は出現しました。※画像はイメージです。

このあたりで「こいつをどうにかしなければいけないな」と、ぼんやり思い始めました。しかし、現在、我が家には殺虫剤がありません。「何かでたたき潰すしかないのかな?」しかし、いろいろなモノがはみ出すさまを思い浮かべると、その気も失せます。かといって、このまま見過ごす訳にもいきません。

「あの触角をつまめば本体に触ることなく排除できるのでは?」などと、思っていた時期が私にもありました。実際に試したこともあります。結果は触角がプチッと切れて「G」は逃走。そのまま見失うハメに。「ああ、ヤツの触角がシロスジカミキリくらい太ければ、むんずと掴んで振り回すくらいの余裕を持ちながら、窓の外へ放り投げるのに…」あの触角はちぎれた後に再生するのでしょうか? 「もし、再生しないなら、ヤツへの嫌がらせとして、2本ともむしってやろうか」などと考えている間に「G」は軽快な足取りで私の横に。

結局、うまい撃退方法を思いつかなかったので、あまり深く考えずに指でOKサインを作ると、人差し指で「G」をはじきました。すると、これが見事に命中。「G」はすごい勢いで吹っ飛び、窓ガラスに当たって跳ね返ると、腹側を上に向けた状態で丸まりピクリともしません。

死んだのでしょうか? あっけない幕切れに、若干、肩すかしを食わされた気分と、それ以上の満足感を得た私は、窓を開け、さらにもう一発、指の一撃を食らわせて、屋外へと「G」をはじき飛ばしたのです。

ご1.JPG
「G」に指で一撃を加えるところ。※画像はイメージです。

窓を閉めた後に、窓越しに「G」を凝視しました。じっと見続けていると「G」の輪郭が夜の闇に溶け出していき姿を見失いそうになります。「おのれ怪しげな術を使いやがって」と思いましたが、多分、ただの目の錯覚です。

ところが…。「あれ? いま動かなかった?」これも目の錯覚でしょうか。気になったので外に出て、園芸用のシャベルで小突いてみました。すると、ものすごいスピードで「G」が逃走を図ったので、反射的にシャベルでたたき潰しました。何かはみだしたような気もしますが、屋外なので、あまり気になりません。

「これで本当に終わったんだ...」ホラームービーの主人公になったような気分で「G」に背を向け家に入り椅子に腰掛けたタイミングで「ゴキブリを1匹見たら●匹いると思え」あの有名なフレーズが頭をよぎりました。

●匹のところの数字が、いまいちよく分からないので、ネットで検索したら10〜1000まで幅広い数字が示されています。よく読むと100だの1000だのという数字は、「茶羽G」のことで、「黒G」は10くらいとのこと。それでも、まだ10匹も「G」いる可能性があるのかと思うと憂鬱な気持ちに。しばらく「G」の影に怯えて過ごす日々を送るハメになりそうです。

荒井


posted by 染井六 at 10:29| 東京 ☀| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私たち自身は「不潔」ではないですよね?
つい「不潔」なものの上を
歩いたりしてしまうだけなんです。
お許しを・・・
Posted by 護奇舞麗 at 2013年07月30日 13:58
おお、なんとコメントが!
護奇舞麗さま、ありがとうございます。
なんとか、うまく共存共栄できたらいいのですけどね。
ゴキチャでも読んで、そちら側の気持ちを少し勉強します。
Posted by 荒井 at 2013年08月01日 10:09
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