2013年07月16日

キノコ好きが集う夕べ

皆さんは「キノコ音楽」というものをご存知ですか? 私は寡聞にして知りませんでした。イメージとしては、胞子をまき散らしながら演奏をする感じですが、まさか、そんなことはしないよね。っていうか、できないよね。じゃあ、一体どんなことをするのだろう? その正体を確かめるべく、3連休のド真ん中、7月14日(日)に、お台場にある東京カルチャーカルチャーで開催された、「キノコナイト」というイベントに行ってきました。
この「キノコナイト」、なかなか好評なようで、今回で3回目だとか。毎回、ディープなキノコ愛を持つ人たちをゲストに迎え、ちょっと不思議なキノコの世界を垣間みるという感じのイベントなのだそうです。当日の出演者は、飯沢耕太郎(きのこ文学研究家)、とよ田キノ子(このこグッズコレクター)、原田栄津子(岩出菌学研究所主任・農学博士)、佐藤純也(奇譚クラブ・ネイチャーテクニカラー編集長)、そして! 問題のキノコ音楽を演奏するという音楽ユニットの rimacona(リマコナ)という面々です。
イベントの滑り出しは飯沢さん、とよ田さんのキノコグッズ四方山話。開始早々ではありますが、…これはちょっと、いや、そうとうグダグダです。でもまあ、いいでしょう。こちらもお酒が入っているので、このぐだぐだ感、特に気になりません。じつはこの会場、飲食店なので、お客さんは食事をしながら(お酒も飲めます!)、ゆったりした気持ちでイベントを楽しめるのです。また、この日は「キノコ」を使った特別メニューも登場。私もさっそく頼んでみました。キノコとお酒は合いますね。
次に登場したのは農学博士の肩書きを持つ原田さんという女性。この方、南米パタゴニア山中にしか生えないというキノコ「グリフォーラ・ガルガル(Grifola gargal)」というマイタケ属のキノコに出会ってからというもの、その魅力に取りつかれて研究に明け暮れ、とうとう人工栽培に成功しちゃったんだそうです。で、その「ガルガル」、会場にも持ってきてくれました。原田さんが言うには「杏仁豆腐のような甘い香りがします」とのこと。休憩時間中に実際に嗅いでみましたが、確かに杏仁豆腐のような生八つ橋のような香りがしました。食べても美味しいそうです。
その後、キノコのストラップの話や発光キノコの話などをはさんで、いよいよキノコ音楽のライブ開始。胞子こそまき散らさないものの、かなり毒度しいステージ衣装で登場するのでは? などと想像していたら、なんだかフツーに可愛らしい女性と優しい感じの男性が出てきて演奏が始まりました。ゆるやかな曲調に合わせて女性が透明感のある声で「キノコが…」とか「キノコ狩りに…」などと歌ってます。なかなか力強いボーカルです。5曲ほどでライブは終わりましたが、演奏中、会場を埋め尽くしたキノコ好きたちの顔は、どれも楽しげで、「キノコ」を通じて人がつながるようすは、なかなか微笑ましいものがありました。
関係者に聞いたところ、もしかすると年内にもう1回くらい開催されそうだという「キノコナイト」。お時間の都合がつくようでしたら、皆さんも一度、お出かけになってみてはいかがでしょうか。

荒井

写真1.JPG
「キノコのアンチョビマリネ」と「ミニハンバーグもじっこシイタケ添え」。なかなか美味しかったです。写真では分かりづらいかもしれませんが、シイタケのかさの表面に文字やキャラクターが浮き出ています。リンゴの皮の表面に寿とか入れるのと同じですね。

写真3.JPG
これが「ガルガル」。見た目はまんま舞茸ですが、香りは杏仁豆腐や生八つ橋(ニッキ)のようです。

写真4.JPG
これは飯沢さん(きのこ文学研究家)が中野のブロードウェイで購入したという「キノコのマトリョーシカ」。12000円だったそうですよ。


posted by 染井六 at 13:48| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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