2013年02月20日

美味しいカモ?

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写真は、都内ではあまり観る機会のなくなったトモエガモというカモです。環境省のレッドリストで絶滅危惧II類に指定されています。それが、近隣の公園の池にいるというので行って来ました。

私はあまり情報に頼らずに自分で探すのが好きなので、詳しいことを訊かずに公園に乗り込みました。広い公園の中に池らしい池は1ヶ所なので、そこにいるものと思って行きましたが、マガモしか見当たりませんでした。「残念!今はいないのか」と思い、とぼとぼ歩いていると、意外な場所にトモエガモはいました。池とも呼べない公園の中の小さな水路にカルガモと一緒にいたのです。「こ、こんなところに!」私は大喜びで眼の前のトモエガモを観察し、写真を撮りました。

トモエガモはコガモ大の小さなカモで、冬ガモ(冬鳥)です。英名のBaikal Tealは、模式標本がバイカル湖で採集されたのが由来ですが、日本、朝鮮、中国、ロシアにしか分布しない種です。前述の通り、レッドリスト記載種なのですが、石川県の片野鴨池は日本有数の飛来地で、今シーズンは最高2,000羽を数えたそうです。でも、あるフィールドにたくさんいるのが良いことだと勘違いしてはいけません。特定の生きものが1ヶ所に集中すれば、鳥インフルエンザなど伝染病が蔓延した場合に壊滅的な被害を受けるからです。決して喜ぶべきことではないのです。鹿児島県出水市のツル飛来地も同様の問題を抱えています。

トモエガモはその肉がカモの中で最も美味だと言われています。美味しいものに目がない私は試食してみたいところですが、やはり観察と撮影で我慢しておきます。
ジョー


posted by 染井六 at 13:56| 東京 ☀| Comment(0) | 野鳥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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