2012年06月19日

ショウブ_くわずにょうぼう



埼玉県北部の羽生市にあるさいたま水族館のお隣には

大きな湿地が広がります。羽生水郷公園。

その日は大雨の予報だったので、川遊びはやめて公園へ。

大きな水面には、菱形のヒシの葉がびっしりと伸びていました。

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つがいのカモがあいさつに来ました。
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慣れているらしく、ものすごく近くまで来ました。



湿地を横切る木道のそばには、

ヨシやらヒメガマやらがシュッと生えています。

よく見ると、シュッとした葉っぱには、

黄色い毛虫があっちこっちについていました。

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黄金色の毛を全身にまとい、

きれいに切りそろえた房毛が並びます。

調べてみたら、スゲドクガやスゲオオドクガの幼虫に似ています。



あ、ショウブの花穂が。

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葉と同じ緑で見つけにくい。

ショウブは分厚い葉がスッと伸びて、手を切りそう。

ショウブの葉を見るといつも思い出すのが絵本『くわずにょうぼう』。

赤羽末吉さんの絵がきれいで大好きでした。

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あらすじは、こんな感じ。

ご飯も食べずに働く女房をもらった男が、
ある日家の梁の上に隠れてようすをうかがっていると、
女房がまとめていた髪をほどき、
頭に大きく開いた口にぽいぽいでっかいおにぎりを
ほおるのを見てしまいます。

それに気がついた女房の形相は鬼のように変化し、
男を担いで走り出します。
男は命からがら逃げ出しますが、
鬼と化した女房に追いつめられます。

ちょうどショウブの群生地に出くわした男は
そこへ逃げ込みます。
追ってきた女房は、
刀のようなショウブの葉に切られ退治されます。

ショウブは邪気を払う植物として、軒に吊るしたり、
端午の節句には湯船に浮かべ無病息災を祈ります。

何だか本当に効き目がありそうです(あきざる)






posted by 染井六 at 12:53| 東京 ☀| Comment(0) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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