2011年11月28日

他人の空似


R0014936.jpg

樹齢300年のイチョウの黄葉に出会いました。
埼玉県比企郡嵐山の金泉寺境内。
お寺のイチョウは大きく樹形も美しいものが多いです。
このイチョウは♀で、足下にはギンナンも落ちていました。

散歩途中、そっくりさんの果実を発見。

こちらは、落葉低木のゴンズイの果実。
R0014955.jpg


で、こちらはつる性多年草のタンキリマメ。
R0014953.jpg


ゴンズイはミツバウツギ科で、
タンキリマメはマメ科の植物。
どちらも赤の他人だけれど、
赤と黒のコントラストと姿形がそっくり。
黒い種子を鳥に運んでもらう作戦で
結果的にそっくりさんになったようです。


個人的には、ゴンズイの派手な赤より、
タンキリマメの渋い赤の方が好みです(あきざる)


【他人の空似Memo】
血筋のつながらない間柄で
偶然に容貌などがよく似ていること(「広辞苑」)。
生物界にも同じようなことがある。
まったく異なる種で、近縁でもないのに
同じような環境などにいると身体的特徴が似通った形に
進化することがある。専門用語では収斂(しゅうれん)進化。
たとえば、哺乳類のモグラの手と、昆虫のケラの手など。
ともに地中生活で、「掘る」ことに特化した形に進化した。


posted by 染井六 at 11:58| 東京 ☀| Comment(2) | 植物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「進化」って、不思議な言葉。
時々、「進化してこうなったから、これで終わり」みたいに使われてますね?過去形のように。
「たまたま今は、この状態なんです」って、言っちゃえば良いのに・・・・。
「進化?」は自分だけでは出来ないのだから・・・・。
ゴンズイさんも、タンキリマメさんも最初は「煮ても似つかなかった?」のかも知れませんね?
Posted by 龜藏 at 2011年11月29日 15:43
龜蔵さんへ、

コメントありがとうございます!
進化ってそうですね。
人間時間で考えると、
もうそこでストップしてしまっているかのように
思いますね。生物の時間は過去から現在未来まで
とまらずとぎれず続いているのですね。。。
奇想天外な姿をした昆虫などを見ていると
進化の途中かなとふと思います。
Posted by 染井六 at 2011年11月29日 17:31
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