2014年09月11日

見ているようで観ていないこと

見ているようで観ていないことがたくさんあります。
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この植物はなんだろう?
「見ているようで観ていない」の再認識はここから始まりました。
草です。これは花の茎で、葉がないようです。
科の特徴と、花期から見当はつきましたが確信はありませんでした。
井の頭公園で毎日観察するようになって10年目。未だに発見の連続ですが、
観察力はかなり養われたはずです。

例えば、このトチノキの実。七井橋のたもとに置いてありました。
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ここから推察できること。
形がいいし、ころころとかわいいから拾ったものの、
飽きて置いていってしまった。
ここから20mほど南にトチノキが数本あり、実が落ちています。
多くの人々が実を拾うので、観察会をやる頃にはすっかりなくなって難儀します。
トチノキの実はこのままでは食べられず、時間と手間をかけてアク抜きして
やっと食べられる代物です。ゆでれば食べられる栗とは違います。
だから拾っても、飽きて捨ててしまうんですね。
周囲にトチノキがなく、果実を運ぶ水流れのような環境がなくても、
森の中に実生が出ている理由はこういうことだったのです。

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木陰でオシドリがまったりしているのも。

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カモ類はカルガモだけになっていた池に、冬ガモのハシビロガモが
さりげなく到着しているのも見逃しません。

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これはさすがに教えてもらわなかったら見逃していたかもしれません。
井の頭公園としては初記録のシマアジです。
海水魚だけでなく、野鳥にもシマアジがいるのです。
♀タイプで地味なので、カルガモにまぎれてしまいますね。

さて、謎の植物体がいよいよ開花しました。
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そう、なんのことはない、ヒガンバナだったのです。
一応、見当をつけたとおりでした。ヒガンバナ科っぽくて、
キツネノカミソリはもう花が終わっていて、お彼岸が近いからです。
それにしても、見ていないものです。よく見慣れているはずのヒガンバナ。
花は見ていても、それ以外の姿を見ていなかったのです。
知っている人にとっては何を今さら、と思われるかもしれませんが、
知らない内はこんなものですし、知らないものはまだまだたくさんあります。

では、これは何でしょうか?
JTP140904_1580.jpg
これも最近まで観ていなかったものの一つです。
わかった方はぜひコメントを下さい。

ジョー


posted by 染井六 at 16:27| 東京 ☔| Comment(1) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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