2014年07月24日

池が変わった!

先日開催した井の頭かんさつ会では「かいぼり後の池」をテーマにしました。
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「かいぼり」は、池に投げ込まれた自転車を回収するためにやったのではありません。
もちろん出てきたゴミは回収しましたが、目的は水質浄化と生態系復活です。
予算と労力をかけた結果はどうか……

今回の事業は不完全だったにも関わらず、多くの変化がありました。
JTP140716_9114.jpg
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かいぼり前は絶えていた水草が何種類も生えてきました。
池の水の透明度が上がったことで、光が水底まで届くようになり
休眠していた種子が発芽したのでしょう。
また、今までは発芽しても鯉やザリガニなどの外来種に
食べられていたものが、かいぼりで外来種を駆除したので、
生育できるようになったこともあります。
水草が増えれば水質浄化にも寄与してくれますので、
そのことでますます水草が増え、好循環になります。

今回、事情があって弁天池はかいぼりできませんでしたが、
池の水の透明度の差を比較することができます。

弁天池(かいぼりなし)
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ボート池(かいぼり済み)
JTP140719_9129.jpg

池を比較してみると、色が異なるのがよく判ります。
そして、私たちの目標の一つが達成されました。
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雛鳥に餌を与えるカイツブリ

カイツブリが再び子育てできるようになったのです。
しかも今、3ペアが子育て中です。かいぼり前は子育てどころか、
自分たちが食べていくのも厳しかったのに。

JTP140715_9089.jpg
抱卵中のカイツブリ

かいぼり前は池にカイツブリがいないことも珍しくなかったのですが、
現在は3ペア、6羽がなわばりをもっています。
最初のペアは2羽、2番目のペアは4羽の雛をかえしました。
彼らはいつ、池が変わったことを知ったのでしょう。
カイツブリは、決して飛ぶのが上手とはいえませんが、
夜のうちに偵察に来ていたのでしょうか。
透明度が上がり、在来魚も増えていることを確認し、
これなら子育てできる!と確信したのでしょうか。
かいぼりしていない弁天池は空き家になっていますが、
カイツブリはいません。その差は歴然としています。
いろいろ想像するとおもしろいですし、生き物の能力はスゴいですね。

現在、井の頭池では生き残ったザリガニやブルーギルが増えています。
このまま放っておくと、また悪くなりますので、次回のかいぼりまで
手を止めることはできません。
ジョー


posted by 染井六 at 17:42| 東京 ☀| Comment(2) | 環境保全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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