わたしはふしぎでたまらない
ふわふわの堆肥を食べてた
ふにゃふにゃした幼虫が
固くてつやつやしたカブトムシになることが。
わたしはふしぎでたまらない
ひらひらのうすい草をぎゅっぎゅっと食べると
巨大で力強いウシになることが。
わたしはふしぎでたまらない
わたしたちが食べた野菜や肉が
骨になって、血になって、ヒトになることが。
そういうことを知りたくて
私は本をつくるのかもな

小学校の国語の教科書を見ていたら
詩や俳句、短歌が意外にたくさん載っていた。
というわけで、ちょっとやってみた。
金子みすずが好きだから、真似してみた。
ふだん書く原稿とはまたちがって
詩を書くのもいい訓練になるだろな。
最近読んだ文章から抜粋。
寿命とは
わたしがイメージする寿命とは、
手持ち時間をけずっていくというのとはまるで反対に、
寿命という大きな空っぽのうつわの中に、
精いっぱい生きたいっしゅんいっしゅんを
つめこんでいくイメージです。
医師 日野原重明
日野原先生が
10〜12才ぐらいの子供に贈る言葉だそうです。
ひろがる言葉。
ひびく言葉。
ひらがな
カタカナ
漢字
日本語はすてき。
あきざる